コピックでグレーを選ぶ時、迷いますよね~~。私もグレー選びはかなり苦戦しました。
グレーはC、N、T、Wの4系統全部で46色もあり、違いがよくわからない・・・!コピックのグレーって結局何番がおすすめなのか!?
そんな人のために、グレーの各系統の違いを徹底解説していきます。
実はシャツを塗る時など、万能に使える「ある番号」があるんです!
コピックで買うべきグレーの色番号はコレだ!!
どれか1本、と言われたら迷わずBV20です。
そして最もオーソドックスなN-1も買いです。
CはC-0、C-1、C-2、C-3、C-5、C-7
WはW-0、W-1、W-2、W-3、W-5、W-7
と、12色コピックチャオの展開があります。
まずチャオで試してから、間をスケッチで買っていくといいでしょう。
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コピックのグレー(C、N、T、W)の違いは?
まずコピックのグレー(灰色)について知っておきましょう。
コピックのグレーは、C、N、T、Wと大きく4つの系統に分かれています。
色記号 | どんな色か | 種類 |
---|---|---|
C | Cool Gray(クールグレイ) | 12色 |
N | Neutral Gray(ニュートラルグレイ) | 11色 |
T | Toner Gray(トナーグレイ) | 11色 |
W | Warm Gray(ウォームグレイ) | 12色 |
いざ選ぶとなると
C、N、T、Wの4系統全部で46色あるので、かなり迷いますよね。
ざっくりいうと、
- C:青味が強いグレー→青、紫系との相性◎
- N:オーソドックスなグレー
- T:やわらかいグレー
- W:赤味が強いグレー→赤、黄、茶色系との相性◎
という違いがあります。
そろえる優先度としては、N≧C≧W>T。
ですが、正直グレーは好みによるところも大きいので、自分の好きな色味を中心に揃えていくのがオススメです。
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明度はグレーは4くらいまで
番号は数字が大きいほど濃く、明度が暗くなっていきます。
←薄い 濃い→
00<0<1<2<3<4<5<6<7<8<9<10
※詳細は⇒【コピックの種類と色一覧表】名前や番号の意味、選び方を徹底解説!
明度でグレーと言えるのは、大体4番くらいまでです。
5番以上になると、グレーというよりカテゴリーとしては黒に近くなってきます。
なので、ここでは00~4番までを中心に解説していきます。
5~10番は黒色選びで解説しています。
⇒コピックの黒髪って何番?おすすめの番号と塗り方
コピックは薄い色から揃えるのが原則ですが、
グレーの場合、00は薄すぎます。
なので、グレーは0~1番から買っていくのがオススメです。
そして、
1、3、5、7、9・・・
0、2、4、6、8、10・・・
といった風に、1段飛ばしで揃えていくのがオススメです。
連番で買うと確かにグラデーションは作りやすいのですが、人物を塗る場合は濃淡があまり出せず、後悔します。
私も最終全色そろえましたが、ぶっちゃけよく使うのは一段とばしの1、3、5、7です。
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コピックのグレーを実際にぬり比べてみる
ではでは、実際に塗り比べてみます。
オーソドックスな仕上がりのN
0~10の濃度差はこんな感じです↓↓
一般的なグレーにあたるのがN。
どんなカラーにでも合います。
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より青味が強いのがC
00~10の濃度差はこんな感じです↓↓
CはNに比べると青味が強いです。
なので、女の子の白い肌との相性はCが抜群です。
Cはやや濃度が薄めなので、Nに比べると1段階上げて同じくらいの濃さに仕上がります。
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やわらかい色味にしたいならTがおすすめ
0~10の濃度差はこんな感じです↓↓
Tを使うと、やわらかいグレーが出せます。
男女問わず使えますね。
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赤味が強いのがW
00~10の濃度差はこんな感じです↓↓
Wはやや濃度が濃いめなので、Nに比べると1段階下げて同じくらいの濃さに仕上がります。
Wはグレーというよりグレージュっぽいですね。
赤、黄、茶色系のカラーと相性が良いです。
例えば茶髪のキャラだと、グレーはWを使った方が自然な仕上がりになります。
私は髪色にも活用しています。
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おすすめ色は断然BV!
私がシャツのグレーで最もよく使うのBV20です。
シャツのグレーに本当に使いやすいのでオススメです!
汎用性が非常に高く、ぶっちゃけグレー最初はこれ1本でも十分いけます。
黒髪との相性も抜群。
NやCだとちょっと冷たい無機質な感じになってしまうのが、
BVだとクールさをそこなわず、同時にやわらかさも出せます。
BV系は使いやすいカラーが多いので、優先的に揃えていきたい系統です。
BV23・25の2本は髪にも服にも使いやすく、超万能なので絶対買いです。
あわせて29もあるとより便利です。
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グレーの塗り方メイキング
グレーを塗る時は、
- ベース色1本で濃淡を作る
- ベース色 + 影色の2本で濃淡を作る
断然1本で塗り切るのがオススメです。
コピックは1本でも塗り重ねことでかなり色の違いを出すことができます。
本数を使えば使うほど、影とベースの境目がはっきりついてしまったり、ゴテゴテとくどいを与えてしまいます。
特に、グレーは薄いがゆえに色の差が目立ってしまいます。
ベースと影の明度を2段階上げると、少し色の差がキツイ場合が多いので、
グレーは連続した明度(0と1、2と3など)を使うのがベターです。
2色使う場合は、
ベースのカラーをサッと塗って、乾かないうちに影色を入れていくと、ちょっとボカしたハイライトが作りやすいです。
逆に、完璧に乾いてから影色を入れると、パキッとした影を作ることができます。
同じ色を塗り重ねても、かなり色の差がでます。
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