【コピックマルチライナー】全10色を使い分ける色選びのコツ&色見本!おすすめはセピアとグレー

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コピックに滲まない耐水性のミリペンとして有名なコピックマルチライナー。
色も太さも種類が多すぎてどれを買ったらいいのかわからない・・・!どうやって使い分けていけばいいのか?
そんなマルチライナー初心者のあなたに、全10色の特徴を色見本で徹底比較!おすすめの色や細さの選び方を紹介していきます。

目次

コピックマルチライナーってどんなペン?

Tooから販売されているラインドローイングペン。

ざっくりいうとミリペンです。

ミリペンって?

極細のマーキングペン(サインペン)のこと。

ミリペンはステッドラーとかロットリング、日本だとサクラクレパスや呉竹などいろんなメーカーが出しているんですが、マルチライナーもその一つです。

ミリペンの特徴は、耐水性だということ。

耐水性ってどういうことか?
例えば、コピックのようなアルコールマーカーで塗ってもにじまない性質なんです。

なので、カラーイラストを描く時の主線に使えます。

また、均質な線が引けるので、モノクロ原稿の枠線に使ったりもします。

どこに売ってる?値段は?

  • 値段:1本220円(税込)
  • 売ってる場所:ロフトやアニメイト、東急ハンズなどのコピック取り扱い店舗

大体コピックの取り扱いのある店舗で一緒に販売されています。
⇒【コピック販売店】全国の417店舗一覧!ロフトやアニメイト、東急ハンズまでまとめてチェック

近くにコピックが売っているお店がない人は、「Tools楽天shop」というネットショップがおすすめです。
マルチライナーも全色揃っています。

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【比較】コピックマルチライナー全10色一覧&色見本、こうやって使い分けよう!

マルチライナーは、色が全部で10色あります。
これは他のミリペンと比較しても、ダントツで色の種類が多いです。

しかも、それぞれ 0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 と5種類ずつ展開と、圧倒的線種の多さを誇ります。

ただし、ワイン、コバルト、オリーブは0.03はなし。

ワイン、コバルト、オリーブに0.03がない理由は、インク顔料が高濃度で極細0.03のペン芯が目詰まりする可能性が強いからです。
結構0.05でもよく目詰まり起こすんですよね・・・。

色の使い方としては、

  • 黒→マンガ原稿用(ベタ、枠線)
  • カラー→カラーイラスト用(主線)

です。

色選びのコツ

各色を並べて比較するとこんな感じ↓↓

色の違い

  • 淡めに仕上がる色:セピア≧ラベンダー≧ウォームグレー≧クールグレー
  • 主線がはっきりする濃い色:ブラック>ブラウン>コバルト≧ワイン≧オリーブ>ピンク

主線をはっきりさせたい場合はブラウンやコバルトを使うとよし。
淡く仕上げたい場合はセピアやウォームグレーがおすすめ。

それぞれの色の特徴を見ていきましょう。

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ブラック(黒)

特徴

モノクロ原稿のベタ、
カラーイラストの主線に使える最もオーソドックスなカラーです。

一番種類も多く、自分にあった太さが選べます。


マルチライナー 0.1

黒は、通常のミリペンタイプ以外に、
ペン先が筆ペンのようなブラシタイプ


カリグラフィータイプもあります。

引用元:コピック公式サイト

クールグレー(青みがかった灰色)

特徴

  • 太さ:0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5の5種類。
  • 色味:青みがかったグレー。

コピックのC系統(クールグレー)と相性のいい灰色です。

カラーインクの黒を薄めた色味で、少女漫画のような淡い主線にぴったり。
主線をぼかしたい&ほとんど出したくない時に重宝します。

ふわっとした雰囲気に仕上げたい時におすすめです。


マルチライナー クールグレー 0.1

ウォームグレー(赤みがかった灰色)

特徴

  • 太さ:0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の5種類。
  • 色味:赤みがかったグレー。

コピックのW系統(ウォームグレー)と相性のいい灰色です。

クールグレーに比べて、柔らかい雰囲気に仕上がります。
こちらも少女漫画におすすめのカラー。


マルチライナー ウォームグレー 0.1

セピア(明るい茶色)

特徴

色がすごく薄いんですが、その分淡く仕上げることが出来る色です。

ピンクや赤、茶髪といった赤系の色と相性バツグン。

色が薄い分、下書きの線を消しゴムで消した時に、線がかすれたり飛んでしまうのがやや難点。
下書きはしっかりはっきり描かず、ほとんど消しゴムを描かない程度にしておくと、セピアの色味を損なわずに出せます。

セピアの場合はトレース台でトレースしてペン入れするのがベストですね。


マルチライナー セピア 0.1

ブラウン(焦げ茶色)

特徴

  • 太さ:0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の5種類。
  • 色味:濃いはっきりした茶色。

セピアに比べて、濃くはっきりした茶色です。
こげ茶色に近いですね。

主線の主張が激しすぎる印象も。

セピアとブラウンは好みですが、私はセピアの方が淡くてかわいいので好きです。


マルチライナー ブラウン 0.1

ワイン(濃い赤)

特徴

  • 太さ:0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の4種類。
  • 色味:やや紫よりのワインレッド。

ブラウンだと濃すぎるけどセピアやラベンダーだと薄すぎる・・・という時におすすめなカラー。

割と主線の主張は激しめです。


マルチライナー ワイン 0.1

コバルト(濃い青)

特徴

  • 太さ:0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の4種類。
  • 色味:青みがかったグレー。


マルチライナー コバルト 0.1

オリーブ(濃い緑)

特徴

  • 太さ:0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の4種類。
  • 色味:青みがかったグレー。

発売当初「いい色じゃん!」と即購入したのですが、
存外使いにくかった色です・・・。

意外と色が濃いんですよねえ~~。

そして0.05でもかなりインク詰まりを起こして、すぐ使えなくなってしまった悲しい色。


マルチライナー オリーブ 0.1

ピンク(桜色)

特徴

  • 太さ:0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.30.5 の5種類。
  • 色味:青みがかったグレー。

限定色として発売し、その後レギュラー入りしたカラー。
女の子はほんとピンク好きですね~~。

色自体は確かに可愛いんだけども、
主線にするには色がうるさすぎる
薄めて使いたいくらい。

買って「使い所ねえな~」と激しく後悔した1本。
ぎゃぴぎゃぴした絵になります。色塗る気が失せる・・・。


マルチライナー ピンク 0.1

ラベンダー(紫色)

特徴

  • 太さ:0.03 / 0.05 / 0.1 / 0.3 / 0.5 の5種類。
  • 色味:青みがかったグレー。

限定色として発売し、その後レギュラー入りしたカラー。

色が薄い割に主張が激しく、使う場所をかなり選んでしまう色。
要は扱いが難しいんです。
「限定色だったから売れたんじゃないか?」と思っている。


マルチライナー ラベンダー 0.1

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おすすめの太さ&色は?

絶対買いな3色はコレ!

買いな3色

  • ブラック
  • セピア
  • クールグレー

主線の色を変えると、色を塗る際の色も制限されてしまうのも事実。

例えばピンクで描いた場合、主線の主張が激しすぎて、青系の寒色は絶対なじまない。

なので、最初はどの色でも合うカラーを選んだ方がベターです。

黒はなんだかんだ一番馴染みやすい&使いやすいので、持ってて損なし。
モノクロ原稿でも使えるしね。

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細さのおすすめは?

おすすめは0.1です。

0.05でもいいんですが、カラーの主線にすると、下書きの線を消した時に少しかすれてしまいます。
かといって0.3では太すぎて細かい部分が描けません。

ちょうどいいバランスなのが0.1です。
0.05とセットで持っておくと、目や顔のパーツなど、細かい部分は0.05で描いて、主線の太い部分は0.1で描く・・・という風に使い分けができるのでおすすめです。

なので、0.1と0.05をセットで持っておくと使いやすいです。

線幅についてもっと詳しく⇒コピックマルチライナー太さ比較!0.03は使いにくい?ピグマとの違い、おすすめの細さは0.1

4本セットなどのセット買いはダメ!!

間違っても4本セット買いはしないこと!!


マルチライナー A-2セット

別に値段もお得じゃないよ。普通に単体200 ✕ 本数なだけだし、絶対に使わない太さが出るので、マルチライナーは単体買いがマストです。

ケースがどうしても欲しいなら止めはしない。いらんけど。

4本セット(0.05/0.1/0.3/0.5)も
細めが好きな人は0.3と0.5が邪魔だし、
太めが好きな人は0.05は絶対いらんので、
いずれにせよいらんもんが発生します。


マルチライナー 4本セット セピア

39円の安さに惹かれて失敗しないように・・・。

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