2024年1月。コロナ禍4年目にして、初めて新型コロナウイルスに感染してしまいました・・・。
40度以上の発熱、関節痛、嗅覚・味覚消失等、とにかく辛すぎる体験だったので、今後のためにも療養記と、気付いたことを残しておきます。
今、感染して辛い思いをしている人に、「大丈夫、必ず治るから!」と伝えたい。
・・・いや、私もまだ治っていないのですが、治ると信じたい、です。
【2024最新】新型コロナ療養日記
発症までの経緯
1月17日:家族が喉がめちゃくちゃ痛いと言い出す。熱はなし。
1月18日:新型コロナ陽性。熱は40度近くまで上がって来る。
1月19日(0日目:発症→38~39度)
- 喉の痛み
- 体の怠さ(倦怠感)
- 関節痛(特に肩)
- 頭痛
- 目の乾燥(シパシパする)
あまり寝られなかった上、明け方、喉がかなり痛くなる。
しかも関節が痛い・・・。
これは早くもうつった感が否めない・・・(涙)
医療機関に電話連絡。→車で待機するよう指示。
新型コロナウイルスの検査。
「結果がわかるまで15~30分かかるので車で待っててください」と言われるが、車に戻るなり携帯に電話が掛かってくる。
こんなに結果がすぐ出ると言うことは・・・
「陽性です」。
やっぱり・・・・・・!!!!!(涙)
頓服として、カロナール200mg × 20錠(10回分)処方される。
10回分かあ・・・。
3日分・・・しかも200mg・・・。
不安しかない・・・・・・。
19時ぐらいから一気に熱が上がり始め、
えっ、、、
えええええ・・・・・・・・・(涙)
0日目からこれ・・・・・・?
し、しんどい・・・・・・。
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1月20日(1日目:39~40度)
- 発熱↑↑↑
- 喉の痛み↑↑↑
- 関節痛↑↑↑(全身)
- 頭痛↑↑↑
- 目の乾燥
- 吐き気
カロナールを飲む→2~3時間後に大量に汗をかく→一時的に熱が38度まで下がる(下がってない・・・!!!)→5時間後には再び39度越えに戻る
を繰り返す。
そして熱が上がると同時に凄まじい吐き気が襲ってくる。
病院に電話し、吐き気止めを追加で処方してもらい、家族に貰いに行ってもらう。
それで何とか吐き気は収まるが・・・
結局こちらも熱の上昇とともに4~5時間おきに苦しめられる。
関節痛が酷く、
全身を針でドスドスと突き刺さされているよう。
ひたすら痛みに耐える・・・。
喉は完全に腫れ上がっている。
ここまで広範囲に腫れるのは・・・・・・。
唾を飲み込むのも嫌だ・・・・・・。
そしていよいよ熱は40度を越える・・・。
1月21日(2日目:40度~)
- 発熱↑↑↑
- 喉の痛み↑↑↑
- 関節痛(特に背骨、腰)
- 頭痛
- 目の乾燥↑↑↑
- 吐き気
- 下痢
- 鼻水
- 咳・痰
喉がめちゃくちゃ痛い。
耳の下のリンパ節まで、喉~首全体に腫れ上がり、ズキズキと痛む。
正午頃から鼻水と咳がひどい。
常時大量に垂れてくる。
喉に痰も絡む・・・。
寒気がひどい。
背中を悪寒の波が何度も駆け上がる。
震えが止まらない。
ここ3日、何も食べていないせいか、極度の下痢。
5~6回トイレに起きるはめに・・・。
起き上がるだけでくらくらしてふらつく。
関節痛は脇の下、腰、背骨が特に痛い。
同じ姿勢で寝ていられず、体勢を変えたいが、横向き→仰向けになるだけで一苦労。
40度を越えるとさすがにスマホの写真を起動する気力もなくなる・・・。
ひたすら耐えるしかない。
時間がとにかく長い。
盲腸や骨折の手術をした時、これほど長い夜が人生にあろうかと思ったが、
それ以上に、過去最大に時間の流れが遅く感じる。
足元から痺れ出す。痛い・・・。
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1月22日(3日目:40度~、手足のしびれ→救急車で運ばれる)
- 発熱
- 喉の痛み
- 関節痛
- 頭痛
- 目の乾燥
- 吐き気
- 下痢
- 鼻水
- 咳・痰
40度越えが続き、カロナールを飲んでも、熱が全く下がらなくなる。
足の先から始まったしびれが、太もも辺りまで上がってきていて、手のしびれも上腕まで来ている。
やばい。
呼吸もかなり苦しい・・・。
このまま痺れが上からと下から進んでいって、心臓まで達したら死ぬんじゃないかと不安がピーク。1階にいる家族にLINEで相談。
家族が救急車を呼んでくれる。
救急車自体はすぐ来てくれたのだが、受け入れ先が全く決まらない。
酩酊状態だったのではっきりとは覚えていないが、30分以上は待機を余儀なくされた。
結局最後に日赤が受け入れてくれ、搬送される。
即点滴。
この点滴のお陰でかなり楽になる。
心電図、血液検査、尿検査。
カリウムの値が下がっていて危ない。
カロナール500mgとカリウムが処方される。
カリウムの値は、療養期間が終わり次第、かかりつけ医に行くよう、紹介状。
酸素の値は問題なく、肺の音もきれいなので、肺炎の心配はないとのこと。
この点滴のお陰で体温は一気に37度台まで下がり、肉体的にはかなり楽になりました。
・・・が!
21時、再び38度を越える。
しかし、明らかにカロナール200mgより500mgの方が効きが良い。(当たり前だけど・・・)
熱は身体がウイルスと戦っている証拠だから、発熱させた方が良いという理屈はわかるのだけれど、
正直38度越えると身体もしんどいし精神的にかなりやられてしまう・・・。
できれば500処方してほしいと思う。
1月23日(4日目:熱は微熱になるも嗅覚異常、味覚消失)
- 発熱↓↓
- 喉の痛み↓
- 関節痛↓
- 頭痛↓
- 目の乾燥
- 吐き気↓
- 下痢
- 鼻水↑↑↑
- 咳・痰↑↑↑
- 嗅覚・味覚消失
午前5時に再び38度を越えるも、その後は37度台で推移。
夕方、3日振りの風呂へ。
しかしシャンプーの匂いがない・・・???ボディーソープも匂わない気がする・・・。
その後、何を口に入れても味が全くわからなくなる。
鼻詰まりのせいか・・・・・・???
熱があった時でも味覚・嗅覚はあったのに・・・・・・!?
お茶と『だから』の味の区別がつかない時点でかなり焦る。
『お~いお茶』は普段ならかなり苦味を感じるタイプのお茶。
それが何の味もしない。
これは・・・・・・お茶・・・・・・???
その後、口の中が歯の治療で麻酔をしたような状態になってくる。
唇を噛んでも痛くない状態(感覚がない)。
マジで全方位にありとあらゆる異常を発生させてくるコロナウイルス・・・。
恐ろし過ぎる・・・。
頭痛と喉の痛みはかなりましだが・・・。
基本水分しか取っていないため、相変わらず下痢。
7~8回トイレに起きる。
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1月24日(5日目:咳と痰がひどい)
- 喉の痛み↓
- 頭痛
- 目の乾燥
- 下痢
- 鼻水
- 咳・痰
- 嗅覚・味覚消失
鼻水が透明から黄色に変わる。
相変わらず大量に流れ出てくるので、黄色い方が気分的に気持ち悪い・・・。
口の中ぼわんぼわんは治ったかと思いきや、夜になると症状が強くなる。
この5日、熱でまともに1時間も眠れなかったが、
ようやく3時間ほど眠れるように。
1月25日(6日目:待機期間終了)
- 喉の痛み↓
- 頭痛
- 目の乾燥
- 下痢
- 鼻水
- 咳・痰
- 嗅覚・味覚消失
- 自分の鼻が臭い
待機期間は終了するが、とても起き上がれる状態ではない・・・。
しかし家族が更に感染し、洗濯・風呂掃除等家事をせざるを得なくなる。
新たに発生した症状は、
自分の鼻が臭い。
え?どういうこと???
もう意味がわからないが、
とにかく自分の鼻が臭過ぎて耐えられない・・・。
鼻の奥が、初めて体験する嫌な匂いで、
如何とも表現し難い。
鉄が腐ったよう(サビとは違うが酸性???系か???)
風呂に入れるようになったのは良かったが、
シャンプーとリンス、ボディソープの匂いが嗅ぎ分けられなくて愕然とする。
普段あれだけ匂い濃いのに・・・・・・。
味と匂いがしないせいで食欲が全然ない・・・・・・。
体重はもう3kg減っている・・・。
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1月26日(7日目:自分の鼻が臭すぎて辛い→嗅覚刺激療法を開始)
自分の鼻の臭さが耐えられず、
ネットで調べまくった結果、「嗅覚刺激療法」にたどり着く。
朝食の前と夜寝る前の1日2回、レモン、ユーカリ、バラ、クローブのにおいを、それぞれ10秒ずつかいで、再生を促す。このトレーニングを行った群とそうでない群とを比較すると、トレーニングを行った群のほうが、改善効果が高いという結果が出ている。
これにならい、家庭でも入手しやすいコーヒーや入浴剤、アロマオイルなどの強いにおいを、1日に何度か意識的にかぐと、嗅覚の改善が促されると考えられる。
引用元:https://www.qlife-kampo.jp/disease-kampo/story10927.html
おそらくこれは「異臭症」の可能性が高い。
となると、有効なのが「嗅覚刺激療法」らしい。
とにかく今すぐ何か匂いの強い物を嗅いでみたかったので、
部屋から這い出し、100均でアロマオイルを購入。
ダイソーにはレモングラスとローズしかなかったが、とりあえず始めてみる。
どちらも辛うじてうっすら匂いがわかる程度。
ちなみに発症元の家族に嗅がせると、ローズが全くわからなかった。嘘やん。
コロナに感染してから、初めて味噌汁を飲んでみるが、
味がしない上、逆に自分の鼻の臭さが災いし、無茶苦茶まずい・・・。
いつもあんなに美味しいのに・・・(涙)
1月27日(8日目)
外に出ると鼻がますます臭いのは一体何なんでしょうか。
風が吹くと更にツーンと匂いが鼻を突く・・・。
絶対鼻の奥に何かあるよな・・・???
水のような下痢が延々続いているのも辛い・・・。
家事以外特に何もしていないのに、
倦怠感と疲労感が酷く、丸一日起きているのが厳しい・・・。
全く眠くはないのだが、身体を起こしているのが辛く、すぐ横になりたくなる。
いつになったら元の日常に戻れるのか・・・。
不安でかなり鬱・・・。
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2月2日(2週間経過)
- 倦怠感
- 頭痛
- 目の乾燥
- 下痢
- 咳・痰
- 肩凝り
倦怠感と頭痛、肩凝りが酷く、これはコロナの初期症状?また感染したのか?と思う程だが、
少しずつ、ほんの少しずつだが、快復に向かっている・・・と信じたい。
「嗅覚刺激療法」はずっと続けています。
朝晩だけでなく、事あるごとにアロマを嗅いで、とにかく嗅覚を刺激。
そのかいあって、鼻詰まり、咳、痰は続いているが、
味覚はだいぶ戻る。
味覚が戻ると、少しずつ食事ができるようになり、
食事ができるようになると体力が少しずつ戻って来た。
まだまだ倦怠感は続いているが・・・
予後があまり良くない気がするが、
こればっかりは人と比べて落ち込んでも仕方ないので、
割り切ってある程度まで付き合っていくしかないと思います。
・・・嫌過ぎるけど・・・(涙)
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コロナ感染で学んだこと
家庭内感染を防ぐのは100%無理
家族がかかると、どれだけ隔離しようが、感染を防ぐのは100%無理だと感じました。
というのも、コロナウイルスに潜伏期間があるため、
家族に陽性反応が出て、そこから手袋をしたり、消毒をしたり、隔離をしても最早時すでに遅し。
既に感染している可能性が高いです。
もちろん、感染を防げるなら防げるに越したことはないですが・・・
まあ無理ですね・・・。
私の場合、元々かなり神経質なので、手洗い・うがい・消毒は、かなり徹底してやっていました。
そうやって対策していても、家庭内にウイルスを持ち込まれたらもうどうしようもないですね・・・。
これは回避不可です。
「なぜ今・・・」と、どうやったら感染を防げたのか?考えましたが
不可避な上、自分に落ち度はなかったのだから、もう感染してしまったことは仕方がない、
という割り切りも必要だと感じました。
特に、発熱時はメンタルがめちゃくちゃ落ちてしまうので、
感染してしまったら、あとは回復に向けて、とにかく身体を休めるしかないです。
4年目という油断も少なからずあったかなあ・・・。
自分はもうかからないんじゃないかという謎の自信が・・・。
ワクチンは受けておくべき
私はワクチンは4回目までしか受けていなかったのですが、
今回受けておくべきだったと痛感しました。
4回目のワクチン接種後、38度を越える熱が丸3日続き、非常に辛かったのと、
ワクチンの効果が3か月しかないことから、
あの苦しさで3か月か・・・と、打つのをやめてしまっていました。
・・・が。
本番に比べたら、ワクチンの副作用なんて屁でもなかったです。
喉は痛くないし、関節痛もないし、
嗅覚・味覚異常もない。
熱は出ますが病気ではないし、
今回の辛さに比べれば、全然マシです。
ワクチンの効果は・・・確かに疑問は残りますが、
今は対策としてできることは全てしたい心持ちです。
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情報は自分でしっかり収集しておく
隔離期間中、
熱を計るのと、スマホで自分の症状について検索するくらいしかすることがなかったので検索しまくってたんですが、
ネットの情報もかなり古くなっていました。
2024年1月現在、第10波で、オミクロンの新株が流行っている(らしい)にもかかわらず、
5類移行したせいでとにかく情報が少ない。
テレビなどメディアも全く取り上げなくなりましたしね・・・。
次々症状が出てくる度、「この症状は自分だけなのか?」とかなり不安になってしまったので、
事前にしっかりと情報収集しておくことが重要だと感じました。
参考になった厚労省の資料を、リンクを貼っておきます。
2024年の最新データや、最新の症状等、
行政が今こそ情報提供してほしいな・・・としみじみ。
今後も新型コロナウイルスの動向は追っておきたいですね。