何もしていないのに、急にサーバーの容量が満杯だと警告が来た場合の対処方法について、解説していこう。
サーバーの容量が急にいっぱいになった時は？
原因はバックアップデータの可能性
「ディスク クォータに関する通知」という、「ディスク使用量警告」のメールがサーバーから届いた。
どうやらサーバー容量がもういっぱいのようだ。
サーバーを移転してわずか2か月。
前のサーバーの方が容量は少なかったのに、
それでも全然余裕だったはず。
一体なぜ・・・！？
サーバ容量をくっていた原因は、
プラグイン「BackWPup」でとっていたバックアップデータ。
これがとんでもない重さになっていたのだ・・・。
バックアップファイルを削除する手順
- 「File Zilla」でサイトに接続。
- ［public_html］⇒［○○○.com］⇒［wp-content］⇒［uploads］⇒［backwpup-fa4f0a-backups］にバックアップファイルがあるので、フォルダごと全て削除。
バックアップ先フォルダがどこかは、
［ジョブ］⇒［編集］⇒［宛先：フォルダー］
で確認できる。
これで一気にサーバー容量が20GB以上軽くなった。
今後の対策
- 保存先をDropboxに変える。
- プラグイン「BackWPup」のバックアップ設定を手動にする。
- プラグイン「BackWPup」を停止する。
2の場合は、［ジョブ］⇒［編集］⇒［スケジュール］⇒［手動］にすればOK。
毎日、あるいは毎週バックアップを取っていると、
記事数が多ければ多いほど、バックアップデータもかなり膨大になる。
サーバー容量を圧迫しないように、
1～3いずれかの対策を取るようにしたい。
バックアップは必要な時に手動で取るようにすれば、
必ずしも自動で取る必要はない。
バックアップデータはサーバーで取ってくれている場合もある。
画像の圧縮はほとんど意味がない！
今回まず疑ったのが、画像データが重すぎるのでは？ということ。
画像の入れ過ぎが原因かと、
プラグイン「EWWW Image Optimizer」を導入。
画像の圧縮を試みた。
3万以上あったファイルを全て圧縮したが、結果軽減できたのはわずか0.19GB。
6時間かけてやったのに・・・。
画像の圧縮はほとんど意味がないことが判明した。
「uploads」フォルダに画像データもあるので、サイズを見るとわかる。
個々の画像データはそこまで重くない。
積み上がったとしても、たかが知れている。
なので、もし急にサーバー容量がいっぱいになってしまった時は、何か他に原因があると考えるべきだ。
今回はバックアップデータが原因だった。
画像データの重さも注意が必要
画像を1個アップした時点で、
自動的にサイズの違うものが5種類くらい自動で作成される。
仮に「ライブラリ」に1000個の画像があると、
自動的に5000個近い画像になってしまう。
が、現時点ではこれを止める方法は不明だ。
1KBの画像でも4～5KBに膨れ上がるので、画像もできるだけ使わないように気をつけたい。
