【TikTok】民度が低いのはなぜ?3つの理由を徹底考察!本当に怖いのはコメント欄のアンチではない

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TikTokユーザーの民度が低い理由について、「TikTokのユーザー層が低所得、低年齢、低モラルだから」というのはよく耳にしますが、本当にそうなのか?
また、民度を下げているのはコメント欄に多数出現するアンチが原因なのか?
実際に自分で動画を投稿して発信し、4,900人フォロワーまで突き進んでみた結果、民度が低くなってしまう理由がある程度見えてきたので、実体験を踏まえて考察してみます。

目次

TikTokの民度が低いと言われる理由3つを考察

アンチコメントが多いから→実はブログ・YouTubeと大差ない

まず「民度が低い」と言われる最大の理由はアンチコメントの多さなんでしょう、が。

ぶっちゃけ、コメント欄に書き込まれるアンチコメントの数や質はブログやYouTubeと大差ありません。
ここで言う質は言葉の汚さ、暴力さ加減と解釈してください。

アンチコメントが大量に来る人は、よっぽど動画の質が低いんだろうと思います。

普通に、良質なコンテンツを投稿している限り、アンチの数というのは他のメディアと大差ありません。
YouTubeのアンチコメントへの対処法でも書きましたが、アンチ=ゴキブリなので、再生数が増えるに伴い、必然的にアンチコメントの数は増えてきます。

私の場合TikTokはアベレージが1~3万、多い時は20万再生だったので、ま~アンチコメントが増えました。

しかし、アンチへの対処法というのはYouTubeと同じく、コメント削除→ブロックを機械的にやるだけなので、そこまで問題ではないんです。
メンタルはすり減りますけど、そこさえ切り抜ければそう問題ではない。

むしろYouTubeの方が低レベルですよ、アンチは。
本名アカウントで書き込んでくる愚かさ加減なので。
若い人(主にキッズ)が多くてネットリテラシーが低いから仕方ないと割り切るようにしてましたが、これは本当に失礼な話で。

むしろ、結局は年齢ではなく「その人」次第です。

実際TikTokをやってみて、むしろYouTubeよりはるかに丁寧なコメントの方が多かったんですよね。
リクエストするにしても、YouTubeだと挨拶も感想もなく「○○書いて」とかばかりですが、TikTokはちゃんと挨拶もしてくれます。
結構な熱量で感想もくれます。みんな若いですね(笑)その熱量が羨ましい。
そしてリクエストに応えると、ちゃんとまたコメントで反応をくれます。
YouTubeは基本スルーですね。通りすがりでコメントして来るなと。
ネットリテラシーに関しては、明らかにTikTokユーザーの中・高・大学生の方が高いのでは?という印象です。

一部の悪質ユーザーは除きますよ。
あくまで普通に使っているユーザーの話です。

「TikTokのユーザー層が低所得、低年齢、低モラルだから民度が低い」というのであれば、その根拠となる数字を見せてほしいですね。
何をもって「低所得」「低モラル」と言えるのか?

そして必ずしも「低年齢=低モラル」でもありません。
平日の真っ昼間からカラオケしてクラスター発生されてる高齢者わんさかいるでしょ。あれこそ低モラルの塊であって、若者ばっかりターゲットにするな。
公園で路上飲みするような輩は論外ですが、結局は「年齢」ではなく「人」です。
年齢でひとくくりにしてしまうのはあまりにも乱暴。

・・・で。

じゃあ何が問題なのか?
何が「民度の低さ」を生んでいるのかというと、

TikTokのフォーマットそのものに原因があると私は思っています。

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投稿者の民度が低い

ユーザーばかり取り沙汰されますが、
投稿者の質も他のメディアに比べて明らかに低いんですよ、TikTokって。

YouTubeと比べるとわかりやすいと思います。

例えばYouTubeで「続きはコメント欄へ!」なんて誘導してるYoutuberいます?
まずいないですよね。
「視聴者ナメてんのか!」ってブチ切れますよね。
そして二度とそのYouTuberの動画は見ないでしょう。

しかし、TikTokではフツーにそれが行われます。

投稿者の質も非常に悪い。

ハッシュタグ見るとロコツにそれがわかります。
「#おすすめ乗りたい」とか「#運営さん大好き」とか。
どこ見て動画作ってんのこの人たち?ですよね。

動画はあくまで見てくれるユーザーのために、です。
運営見てどーする。

※参考⇒「続きはコメント欄で」はなぜ?嫌われるのに投稿者がよく使う3つの理由

TikTokには「プロ=専門家」がいない

ここでいうTikTokのプロというのは、「TikTokについて教えられる人」という意味です。

TikTokについて教えられるレベルの人がいないため、投稿者の質も向上しようがない、というのが現状です。
教育して、育てようという人がいない。

TikTokで問題が発生して調べようと思った時に、ろくなサイトが出てきません。
Googleで2ページ目、3ページ目と調べていってもまあろくなサイトがない。
YouTubeでも同様です。

いわゆる、「TikTokのプロ」が存在しない状態です。

プロが存在しないということは、相対的にTikTok界隈のレベルが向上しないということです。

通常、プロから学んだ人がまたその知識を発信・シェアすることにより、どんどん情報の密度は濃くなり、結果業界全体のレベルが向上します。

TikTokではこの現象が未だに起きていない。
これほどのユーザー数がいるSNSにもかかわらずです。

つまり、何か問題が起きた時に、調べる手立てがないんです。
TikTokは他のSNSに比べて不具合の数が尋常ではなく多いです。
コメント欄が表示されなかったり、フィルターを掛けられた1,000件のコメントが消えたり、軽微なものまで上げればキリがありません。
なのにサポートは機能せず、アップデートでも全く改善が見込めないのが恐ろしいところ。
最大の問題はシャドウバンですね。
シャドウバンを食らって大概調べ尽くしましたが、ろくな情報は見つかりませんでした。

例えば、WordPressの構築でつまずいた時。
YouTubeでチャンネル運営を始めてつまづいた時。
ググれば、「ここまで丁寧な情報を無料で・・・」とおののくほどの情報が手に入ります。

勉強しようと思えば、いくらでも自力で勉強できるんです。
むしろ、本を買うよりネットで調べる方が有効だったりします。
アップデートが頻繁に行われるため、本の場合どうしても情報が古くなってしまうんですね。
その点、ネットで手に入る情報は、圧倒的に鮮度が高い。

また、お金を払えば優秀なコンサルを依頼することもできます。
もちろん、クソみたいな情報商材を売りつけてくる輩もゴロゴロいるので、特に初心者は注意が必要ですが、
その見極めさえ誤らない限り、
限りなく自分が到達したいレベルに近づくことができます。

こういったプロ、いわゆる「専門家」が、残念なことにTikTokにはいません。

試しに、Googleで「WordPress 使い方 初心者」と検索してみてください。
検索の1ページ目に密度の濃いサイトがズラッと並びます。
最初の目次を見ただけでも、その記事がいかに密度の濃いものか、わかると思います。

一方、「TikTok 使い方」で検索した場合。
検索1位にしてうっすーい記事です。「え、何コレ。これが1位?」っていうレベルです。ビビります。

最初の目次が「TikTokとは」で始まる時点でもうアウトです。
ユーザー目線が1ミリもありません。
「TikTok 使い方」で検索している人は、既にTikTokのことは知っているからです。
何ならもうアプリぐらいはインストールしています。知りたいのはその先です。
そんな目次から始まる時点で、ロクな記事ではありません。

にもかかわらず、検索1ページ目を締める上位記事の大半が「TikTokとは?」で始まります。
「TikTokってなんなの?」という疑問を抱いている人は、「TikTokとは」で検索するのです。「TikTok 使い方」で検索はしません。
そんなことすらわからない人間が書いた記事です。
そんな記事が役に立とうはずもなく。

これは、「役に立つ記事を書ける人間がTikTok界隈にいない」ということです。

・・・怖いですよね。

もっと怖いのが、YouTubeで検索しても同じであること。

ブログやYouTubeの発信に関して、いわゆる「ビジネス系」といわれる、非常にクオリティの高い動画を提供してくれる人が数多くいます。
今や多くの「ビジネス系」がYouTubeを離脱する傾向にありますが・・・。

これがTikTokになるとま~ひどいクオリティの動画しか出てきません。
「そんなことはとっくにわかってるんだけど」という情報しか出てこない。
教える側がそもそもTikTokについて詳しくないという恐るべき事態。
その程度の知識でも数万再生されるぐらい、TikTokは情報がないということです。
後は海外の動画を調べるしかありません。それでもロクな動画がないんですけども。

ブログにもYouTubeにもTwitterにもInstagramにも、
その道の「専門家」は一定数いるのに、
TikTokにいないのはなぜか?

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TikTokのプロが現れない7つの理由

私自身、TikTokの攻略が上手くいけばそれを発信しようと思っていた時期もありましたが、
ここまで専門家がいない、参入しないのにはやはり明確な理由がありました。

単純に、TikTokが成熟していないSNSだからということでは全くありません。
原因はいつまで経っても改善されないTikTokのフォーマットにあります。

まともなユーザーが生き残れないフォーマット

TikTokのプロが現れない理由は、これに尽きます。

TikTokの動画再生の仕組みを見ていくと、

1. 検索からの流入がない

TikTokはブログやYouTubeと異なり、検索からの流入が基本ありません。
これはインサイトを見れば明白です。

2. タグからの流入がない

タグ検索も同様です。
20万再生された動画でも、タグからの流入はわずか1%でした。
ボリュームが10万規模のタグで1位~3位を独占してみましたが、流入は0でした。
つまり、タグ検索で上位表示しても無駄、ということです。

しかも、タグで攻略を試みると、シャドウバンを食らいます。

3. 「おすすめ」に載る方法は「いいね率」ではない

再生数といいね率で「おすすめ」に載れるという人がいますが、そうではありません。
というのも、シャドウバンを食らった状態でも、4,900人のフォロワーがいたおかげで、初動の再生数及びいいね率は、圧倒的に良かったからです。
いいね率は30%以上、場合によっては40%を超えることも。
にもかかわらず、「おすすめ」には一切載らないのです。

これをどう攻略しろと?

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アルゴリズムが不明すぎて攻略の余地がない

TikTokには明確なアルゴリズムが存在しません。

再生数でいうと、YouTubeの1万=TikTokの10万という数値感です。
なぜこれほどの差がでるのか?
そのくらい、TikTokのアルゴリズムは適当なんです。

ブログであれYouTubeであれ、Googleには明確なアルゴリズムが存在します。
例えば、ブログで検索上位に表示させるには、このアルゴリズムに則る必要があります。
これをアルゴリズムの奴隷と批判する人もいますが、
逆に言えばアルゴリズムにさえしっかりと乗れば、
Googleはきちんと評価してくれます。

評価に半年~1年程度時間が掛かることはあります。
しかし、しっかりとしたコンテンツを作成していれば、いずれ必ず成果は出ます。

YouTubeも同様です。
立ち上げたばかりのチャンネルは、なかなか成果が出ず苦しい時期が続きます。
実際私もチャンネル登録者が1,000人を超えるまでに2年近く掛かりました。
しかし、コツコツと良質なコンテンツを発信し続ければ、いずれ検索から流入が見込めます。
そこから動画の評価が上がり、ひいてはチャンネルの評価が上がっていきます。

・・・が。

TikTokの場合、こういったアルゴリズムがまるで存在しません。
結果、コンテンツの質はどうでもいい状態が生じる。

TikTokの気まぐれにより「おすすめ」に露出しさえすれば動画は再生され、その数字に応じてフォロワー数は増えますが、それだけです。
再現性が全くありません

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コンテンツ勝負ではない

YouTubeでは、2019年にオリラジの中田敦彦さんが教育系YouTuberとして参入し、大活躍されています。
一方で、2020年のコロナ禍で芸能人が次々とYouTubeに参入しましたが、再生が取れていない人はザラにいます。
「芸能人である」というだけでは、再生が取れない。
シンプルにコンテンツ勝負の世界です。
その意味では、YouTubeは非常にフラットなフォーマットだと言えます。

対して、TikTokは再生数のほとんどを「おすすめ」に頼っているにもかかわらず、「おすすめ」に垂れ流されてくる動画の質が明らかに低い。
「なんでこれが???」というものばかりです。
自分が「いいね」したりフォローした好みや傾向はまーったくと言っていいほど反映されません。
YouTubeで、一つの動画を見たらそれと似たカテゴリーの動画がわんさか出てきてウザい、とかそういう次元ではありません。
1回も見たことがないエ○動画や著作権侵害しまくりのMAD動画が垂れ流されて来ます。
その程度の質の動画が「おすすめ」に載るのがTikTokというフォーマットです。

無理だろ、これ。

通常、まず圧倒的なコンテンツ力が要求され、
そのコンテンツ力をいかに強化するかに苦心するわけです。
しかし、ことTikTokの場合、コンテンツを強化したところで攻略できない

理不尽なシャドウバンが多過ぎる

にもかかわらず、理不尽なシャドウバンが存在します。
シャドウバンを食らうと、一切の動画が「おすすめ」に載らなくなります。

※シャドウバンについて詳しくは⇒TikTokのシャドウバンを直すたった1つの方法!原因と対策、復活までの体験記

検索及びタグからの流入がないということは、再生数の90%以上を「おすすめ」からの流入に頼ることになります。
それだけに「おすすめ」に載らないというのは致命的です。

にもかかわらず、理不尽なシャドウバンが一方的に実行されるのです。

しかもこのシャドウバンは実質IPバンで、別アカウントでの復活もないため、ただただ放置して解除を待つしかありません。

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集客ツールとして全く使えない

シャドウバンを食らう原因の一つに、他SNSへの誘導があります。
「続きはYouTubeで」という、よく見るあれです。

誘導ばかりもどうかと思いますが、
そもそも1分で説明できないことって山程あるんですよ。
その場合触りだけをTikTokに上げて、YouTubeに誘導することになる。
しかしこれをTikTokはシャドウバンして排除します。

こうなると当然、良質なコンテンツを発信しているユーザーは離脱します。
集客ツールの一端として一度は参入するも、離脱率が高くなります。
となると残るのは、有象無象の大したコンテンツを作れないユーザーばかりです。

そりゃあ、民度が低くなって当たり前です。
良質なコンテンツを作れるモラルの高い、意識の高いユーザーを、TikTok自身が締め出しているのですから。

最近TikTokでも3分の動画を投稿できるようになりましたが、まず浸透しないでしょうね。
なぜなら3分という尺の視聴に足る、動画を作れるユーザーが残っていないからです。

TikTokの動画は60秒制限ですが、大体が20秒以内に
それは使用できる楽曲を見ても一目瞭然。
YouTubeで大手YouTuberは
いわゆる「当たり企画」を何度もやるのは当たり前の戦略です。
しかし、使うのは「企画」というハコであり、中身が異なるため、別コンテンツとして機能します。
TikTokの場合、起承転結丸々そのまま、画角とエフェクトを変えただけで
何なら画角もずっと一緒です。
それでも「おすすめ」に露出し、フォロワーを増やしていけるのですから。

新規参入ユーザーと、古参ユーザー及びチェックマークのつく著名人・有名人の優遇の乖離があまりにひどい。

それこそブラックボックスですが、おそらくそういったユーザーは、安全ボックスに入っていて規制の対象にはならないのでしょう。
シャドウバンを食らっていてもフォロワー数の多さゆえに外形的にわからない可能性はあります。
が、TikTokで100万以上のフォロワーを抱えるのに、YouTubeでは登録者5万にも満たないというのはザラに見ます。
つまり、そういった人にコンテンツ力はないということです。

すなわち、純粋なコンテンツ勝負をするフォーマットではない。

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フォロワーを増やしたところでマネタイズポイントがない

他メディアへの誘導=シャドウバンをTikTokが取る以上、
発信者は自身のコンサルや自社サービス、自社商品への誘導はできず、マネタイズポイントが作れません。

つまり、どれだけフォロワー数を増やそうが、
TikTok内での動画の再生を伸ばすベースでしかなく、
そのフォロワーを持って何かをするのが実質不可能なんですよね。

明確な広告収益モデルがない

おまけにTikTokには広告収益の明確なモデルがありません。

『広告で有名になりたい』プログラムに招待されようが、厳選クリエイターになろうが、それによって投稿者が享受できるメリットは何もありません。
だって誰もその情報を発信してないから。
永遠のブラックボックスです。

「ポケット」に「報酬」という項目があり、「既に広告収益は可能になっている」と一部情報が出回っていますが、じゃあ実際に収益化に成功した人の体験記が上がっているか?

ないですよね。

そういうことです。

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上記の理由から集客には全く向かず、
マネタイズポイントがない以上、
今後も「専門家」が現れる余地はなく、
TikTokはただの承認欲求を満たすための趣味アプリでしかありません。

ゆえに、民度は低いまま。

以上が、実際に投稿してみた考察です。
たぶん当たらずとも遠からず、ではないかと。

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