【動画で解説】丸ペンの使い方とコツ!Gペンとの違いは?初心者におすすめのペン先とペン軸、インク

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初めて丸ペンを使おうと思った時、ペン軸とペン先はどこのメーカーの物を選べばいいのか?かなり迷いますよね~~。私も「これだ!」と言えるペン先にたどり着くまで、かなり時間がかかりました。
いろいろ試した中で、初心者におすすめのペン先とペン軸、インクを紹介していきます。
日光、ゼブラ、タチカワのペン先の違いを表で比較。そして、扱いづらい丸ペンの使い方とコツ、線の強弱の出し方もあわせて動画で解説。
「線がかすれる・・・」「原稿用紙に引っかかる・・・」という丸ペンの悩みを解決します!

目次

【動画で解説】丸ペン選びのコツ!初心者におすすめの丸ペンは?

丸ペン選びのコツは、2点。

丸ペン選びのポイント

  • ペン先:ちょうどいい硬さのメーカーを選ぶ。
  • ペン軸:長さ重さが自分に合った物を選ぶ。

メーカーが違っても、
どのペン軸とペン先でも組み合わせて使うことができます。

なので、自分に合った一本をまずは見つけることが大切です。

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ペン先は日光

ペン先は筆圧に大きく左右されます。
筆圧が強い人は柔らかいペン先がいいですし、
弱い人は硬いペン先がいいです。

初心者のオススメのペン先は日光


ニッコー 丸ペン 10本入:クロームタイプ

ゼブラのペン先に比べるとかなり硬めです。

が、丸ペンは硬ければ硬いほど細い線が引けるので、
筆圧が強い人には日光ぐらいの硬さがちょうどいいです。

逆に、筆圧が弱い人はゼブラがいいですね。

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ペン軸も日光

ペン軸も日光がオススメです。


ニッコー 丸ペン軸 N-17

ま~色んな長さや重さのペン軸をいろいろ試してみたんですけど、
日光のペン軸はまさにこれだ!というオススメの一本です。

ちょうどシャーペンくらいの長さで、
とにかく軽い!

長時間使って描いてても疲れません。
ペン軸に滑り止めのグリップがついてるタイプは、どうしても先端が重くなります。
すると疲れやすいんですね~~~。

タチカワのペン軸はその典型です↓↓

二穴で、Gペン・丸ペン両用タイプなので、
長くて重い・・・!

そもそもGペンと丸ペンを持ち替える時間すら惜しいのに、
ペン先イチイチ付け替えてられるかあ!ということで、失敗・・・。

自分に合ったペン軸を見つけるのは時間がかかりますが、
根気よく、いろいろ試してみるといいです。
私も日光にたどり着くまでかなりかかりました・・・。

インクは製図用インク

インクはパイロットの製図用インクがベストです。


パイロット製図用インク 製図用 30ml

製図用インクの最大の武器は速乾性です。
線を擦ってしまって「ああ~~~!!」ということが本当に減ります。

そしてペン先になじみやすく、
なめらかに描けます。

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日光とゼブラ、タチカワの違いを表で比較

  ペン先の硬さ 線の細さ
日光 やや硬め 細い
ゼブラ 柔らかい 太い線も書きやすい
タチカワ 硬い 極細

硬さはタチカワ>日光>ゼブラの順です。

タチカワは全然しならないので、
本当に極細な線が描けます。

ただ、硬すぎて疲れます・・・。

日光が一番扱いやすく、
細い線も太い線も引けますね。

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丸ペンの使い方とコツ

丸ペンを使う時のコツは、まず
ペン先にインクをつけすぎないことです。

インクを付けるのは、ペン先の穴より下です。

     

意外と少なく感じると思います。
「えっ、こんなちょっとの量で描ける!?」と最初は思うかもしれませんが、
十分描けます

むしろ、インクをつけすぎてしまうと、インクがボテて、細い線が引けません。

インクを付けすぎてしまった時は、
インクの瓶のフチで落としましょう。

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線の太さと細さは力の強弱で

丸ペンで太い線を引きたい時は、基本はGペンと同じ。
グッ!と力を入れます。

すると、太い線が引けます。

そして、細い線を引きたい時は、
スーッと軽く手首を動かします。

本当にかる~くです。

すると、細い線が引けます。

難しいのがこの力加減。
力を入れ過ぎるとインクが弾け飛んでしまいますし、
速く動かし過ぎても線が途切れてしまいます。

こればかりは自分の思う通りの線が引けるまで、
何度も何度も何度も練習するしかありません。

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かすれる&原稿用紙に引っかかる原因は?

丸ペンで「線がかすれてしまう・・・」「原稿用紙に引っかかる・・・」と悩んでいる人も多いと思います。

この原因は2つあり、

  • 力の入れすぎ。
  • 丁寧に最後まで線を引いていない。

まず力の入れすぎは、単に練習不足です。
丸ペンにもっと慣れてください。

そして、ペンに慣れたけどなおかすれてしまう場合。
これは「丁寧に最後まで線を引いていない」からです。

例えば集中線を引く時は、
「入り」と「抜き」といって、
力を徐々に弱めていく必要があります。

「抜き」が上手くできずにかすれてしまう原因は、
細く描こうとスピードを重視するあまり、丁寧に最後まで線が引けていないのです。

つけペンはGペンも丸ペンも、どれも
「丁寧に最後まで力を抜かずに線を引き切る」

これがボールペンやインクペンとの大きな違いです。

丁寧に、丁寧に線を引く。

シンプルですが、意外と難しい。
これは練習あるのみです。

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丸ペンとGペンの違いは?

Gペンと丸ペンの違いは、

  線の太さ どういうところに向く?
Gペン 太い線が引きやすい 人物
丸ペン 細い均質な線が引きやすい 顔のパーツ、背景など細かいところ

・・・というのが一般的に言われている違いです、が。

ぶっちゃけGペンでも丸ペンでも細い線は引けます。

上手い人は丸ペンよりはるかに細い線をGペンで出せます。

じゃあ何が違うのか?っていうと、
要は自分がどっちが使いやすいか?です。

ペン先の長さや硬さがそれぞれ異なるので、
自分が使いやすい、描きやすいと思う部分を好きなペンで描くのが一番いいです。

全部丸ペンで描いてもいいし、
全部Gペンで描いてもいい。

『漫画の描き方』本に描いてあるルールは、あくまで一般論です。

自分が素敵だな、と思う線を引ければそれでオッケーなのです。

私も全部丸ペン1本で描いてみたりしました。

自分が一番使いやすい、描きやすい道具を見つけるのが理想です。
なので、ルールはルールとして、
自分の好きなペンを見つけるのが上達の一番の近道ですね。

楽しく描ければ、それが一番いいです。
その意味では丸ペンもGペンもそれぞれに楽しいし、
Gペンは「シャッ」という、線を引いた時の音がいいです。

ぜひ、あなたのお気に入りの一本を見つけてください。

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