大学生になって初めて買うノートパソコンは非常に迷う。レポートを書くにはどんなパソコンがいいのか?WindowsかMacどっちがいいのか、スペックやサイズ、持ち運びなど、気になる疑問を徹底解説。おすすめの厳選ノートパソコンも紹介していこう。
目次
大学生に必要なパソコンのスペックって?
大学生活にパソコンは必要?
必要。
なぜこれを聞く?というぐらいの愚問。
まず大学の課題で一番多いのがレポートだ。
文系・理系問わず、いずれの学部でもレポートは課される。
A4コピー用紙3枚~のレポートをスマホやタブレットで書けるか?という話。
仮に書けても絶対的に遅い。
そもそもコピペができないのでタブレットだけでは駄目だ。
そして将来的に卒論、就活のエントリーシート作成、パソコンがないとまず不可能だ。
なのでまず買おう。
だが生協で売ってるパソコンはアウトだ。
パソコンについて全然知識がないと、「よくわからないしとりあえずこれでいいか・・・?」と見切り発車で買ってしまいがちだが、最低4年は使うものなのでよく吟味した方がいい。
生協おすすめのパソコンは微妙にスペックが落とされてたり、値段も変に高い。買って後悔した人を何人も見た。
じゃあどれを買えばいいのか?
WindowsかMacどっちがいい?
大学の4年間はWindowsにしておく方がベター。
パソコン中級者以上で、Macでも使いこなせる自信があるならMacでも構わないが、パソコン初心者はWindowsにしておいた方が無難。
見た目のオシャレさだけでMacを選ぶと後々後悔するはめになる。
レポート作成はワードとエクセルで、
ゼミや就活のプレゼン資料はパワーポイントで作成することになる。
もちろんMacでもこれらのソフトを使うことはできるが、フリーソフトなど、Windowsでしか使えないソフトも未だ多い。
万一教授がWindowsでしか開けないような資料を出してきたら・・・?
あり得ない話ではない。
とりあえず迷ったらWindowsにしておこう。
そしてWord、Excel、PowerPointはフルで必要。
法学部だったが、「計量社会科学」という科目で鬼のようにエクセル課題をこなした。今思い出しても辛い。
どんなスペックのパソコンを買うべきか?
次にスペックの話をしよう。
ネットとレポート作成に特化するのであれば、
・CPU:Core i5以上
・メモリ:4GB以上
・ストレージ:SSD256GB以上
ぐらいあれば十分。
用語を簡単に解説すると、
CPUは、パソコンの「脳みそ」に当たり、数字が大きいほど処理能力が上がる。
なので、Core i5よりCore i7の方が処理は速い。
次にメモリ。
メモリは、パソコンの作業領域を指す。
よく机の広さに例えられるが、メモリ容量が大きいと、負荷が高いアプリケーションの動作や複数のアプリケーションを同時に使っているときの動作が安定する。
複数のアプリやソフトを立ち上げて、パソコンが固まってイライラ・・・という経験はないだろうか。
そういうストレスなく作業したい人は、8GB以上積んでおこう。
メモリはあればあるだけいい。
最後にストレージ。
ストレージにはSSDとHDDの2種類あり、SSDの方がデータの読み書きが圧倒的に速い。
机の引き出しに例えると、SSDは開け閉めしやすい滑らかな引き出し。対して、HDDは普通の引き出し。
パソコンの値段は、この3つの組み合わせで上下する。
優秀で大きい机ほど高い。
ただ、一概に大きければ大きいほど良い、というものでもなく、使う目的に合わせた最適のものを選ぶのが重要だ。
仮に最高のスペックを積んでも、パソコンはいずれ壊れる。
無情だが、壊れるようにできているのだ。
なので、そこそこのスペックで、快適に作業できるのが理想。
持ち運びは?軽い方がいい?
ノートは手で取ると決めているなら、基本持ち運ぶことはないので、重さは気にする必要はない。
私はノートは手書きだったので、画面サイズ優先で大きめを買った。
現役時代生に聞いたところ、未だに大学でパソコンでノートを取っているのは少数派らしい。
理系になると少し増える。
なので、メインがレポート作業なら、重さは軽いにこしたことはないが、そこまで軽さを追求しなくてもいいだろう。
持ち運ぶならMacBookしか考えられない気はするが・・・。
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厳選おすすめパソコンはコレだ!
富士通SHシリーズ
⇒富士通 13.3型ノートPC LIFEBOOK SH75/B3 FMVS75B3W
- OS : Windows 10 Home
- CPU:Core i5 8250U
- メモリ:4GB/最大12GB
- ストレージ:SSD128GB
- 光学ドライブ:スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
- Officeソフト Microsoft Office Home & Business Premiumプラス Office 365 サービス
- USB:USB3.1(Gen1) Type-C×1(左側面)、USB3.0 Type-A×2(右側面)
- 液晶モニターサイズ:13.3型ワイド
- 重さ:1.18kg
国内メーカーでは富士通が費用対効果のコスパが一番いい。
東芝は安いが壊れやすい・使いにくい、NECは壊れにくい・使いやすいが高い。
その間をいくのが富士通。スペックに対してお値段値段そこそこ、耐久もそこそこだ。
FMVS75B3Wのおすすめポイントは3つ。
最大のおすすめポイントは、ディスプレイがノングレアだということ。
ディスプレイにはグレアとノングレアがあり、グレアは光沢液晶で表面がキラキラしたタイプ。対してノングレアとは、ザラッとした表面のもの。
最近はほとんどがグレア採用になっており、ショップの店頭でもあきらかにグレアを押している。
確かにグレアはきれいだが、決定的な弱点がある。
それは、長時間作業に向かないことだ。試しに店頭でワードを立ち上げて文字を打ち込んでみるといい。画面が「ギラギラ」しているのがわかるだろう。
原因の一つは蛍光灯の映り込みで、集中力が削がれ、目がひどく疲れる。さらにひどいと頭痛が起こる。
もちろんノングレアでも目の疲れ・頭痛は起こりうるが、圧倒的に負担は軽減される。
スペック重視でディスプレイを全く考えておらず、大失敗した経験があるので、ディスプレイは断然ノングレアがおすすめだ。
次に、光学ドライブはスーパーマルチドライブがデフォルト装備されていること。
最近は薄さを追求するあまり、光学ドライがないものも多い。
が、DVDの読み込み・書き込みができないのは結構不便だ。
どうせ外付けで買うなら、ついているにこしたことはない。
3つ目に、USBポートが3つあること。
外付けHDDをつけて、スマホをつけて・・・といろいろ接続するなら、USBは多いほどやはり便利だ。
ストレージはやや少なめだが、これはどの道外付けでバックアップ用のHDDを使うので心配いらない。
MacBook Air
- OS : macOS High Sierra
- CPU:1.8GHzデュアルコアIntel Core i5
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB PCIeベースSSD ※256GB、512GBに変更可能
- 光学ドライブ:なし
- Officeソフト:なし
- USB:USB 3ポート×1(左側面)、USB 3ポート×1、Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)×1(右側面)
- 液晶モニターサイズ:13.3インチ
- 重さ:1.35 kg
「大学生はWindowがいい」と言っておきながら何だが、自分も一つMacのノートパソコンを使っているので紹介しておく。
Macのノートパソコンなら、MacBook Airがおすすめだ。
理由は2つ。
まずUSBポートが一番多いこと。
MacBookは確かに薄いが、USBポートがゼロだ。これは不便過ぎる。
予算に余裕があるならMacBook Proもいいが、ポートがThunderboltのみというのがやはり不便。
そして何よりコスパがいい。
98,800円(税別)~という価格はとても魅力的だ。
ストレージはできれば256GB、余裕があれば512GBにしておこう。
MacはWindowに比べて長持ちする。その分ストレージに余裕を持っておくのもいいだろう。